【バックナンバー】生駒市オープンデータNews 令和2年3月1日発行
【バックナンバー】生駒市オープンデータNews 令和2年3月1日発行
生駒市で公開しているオープンデータの新着情報や、オープンデータの活用事例をお知らせするコーナー「生駒市オープンデータNews」の令和3年2月1日発行版です。
トピックス
「ミライのキオク vol.1」~歴史写真と同じアングルで撮って公開 を開催しました
データ利活用研修を実施しました
生駒市オープンデータNews バックナンバー
「ミライのキオク vol.1」~歴史写真と同じアングルで撮って公開 を開催しました
令和元年11月23日に、昭和に撮られた写真を参考に、それらが撮影された場所を探し、グループに分かれて散策しながら、同じアングルでの撮影に挑戦するイベント「ミライのキオク vol.1」を開催しました。昭和に撮られた写真は、市の広報用に撮られて眠っていたもの。これを元に今の写真を撮影し、今と昔の写真をワークシートに貼り付けてまとめるというイベントです。
昭和に撮られた写真はもちろんオープンデータですが、今回のイベントで撮影した写真と作成したワークシートもオープンデータにして公開しています。以下のリンクからぜひご覧ください。当日の様子をまとめたレポートもあります。
・いこまの歴史写真オープンデータ
https://data.city.ikoma.lg.jp/photo/
・写真データ(ミライのキオク vol.1)
https://data.city.ikoma.lg.jp/data/dataset/1574841958
・ミライのキオクシート vol.1
https://data.city.ikoma.lg.jp/data/dataset/1575262292
・【レポート】「ミライのキオク」を開催しました!
https://goodcycleikoma.jp/2375/
写真と写真の撮影位置をまとめたデータも公開しました。
・ミライのキオク位置情報
https://data.city.ikoma.lg.jp/data/dataset/1581655224
■ ミライのキオク位置情報を使ったアプリも誕生
・ミライのキオク glideアプリ
参加者の方が、ミライのキオク位置情報を使って、当日撮影された写真等をまとめるアプリを作成してくださいました。「glide(グライド)」というツールを使うと、プログラミングをせずにアプリを作成することができます。この「glide」によって、ミライのキオクvol.1で集めた写真をスマートフォンから簡単に見ることができるようになりました。上の画像をクリックするか、QRコードを読み込んでご覧ください!
・ミライのキオク マップ
ミライのキオク位置情報を地図に表現したアプリも作成されました。地図上のスポットをクリックして、更に吹き出しに表示される地点名をクリックすると、昔の写真と今の写真を比較してみることができます。まさに、WEB版のミライのキオクシートですね。
ミライのキオク vol.1では、場所不明の写真について過去のキオクをお持ちの方から情報を募集するコーナーを用意しました。何名かの方に過去のキオクを辿っていただき、幾つか場所が明らかになりました。お知らせいただいた方、ありがとうございました!
その時に明らかになった情報で、写真オープンデータの情報を更新しました。「写真データ(場所不明)」を更新し、「写真データ(年代不明)」などに移動しましたので、ぜひこちらもご覧ください。
※年代が分かる写真については、該当する年代のところに移動しました。
写真データ(年代不明)
https://data.city.ikoma.lg.jp/data/dataset/1567151920
データ利活用研修を実施しました
生駒市第六次総合計画に謳われている行政経営の基本方針「証拠に基づく政策づくり(EBPM:Evidence-Based Policy Making)」を引き続き実践していくため、今年度も「データ利活用実践研修」を実施しました。今年度は前半はセミナー形式で実施し、後半は少人数で実践形式のワークショップを実施しました。
【セミナー】
「行政プロセスにデータ分析を取り入れるために知っておきたい知識と事例」
一般社団法人 リンクデータ 代表理事 下山 紗代子 氏
今回は、総務省地域情報化アドバイザー、一般社団法人 リンクデータ 代表理事、内閣官房オープンデータ伝道師など多方面で活躍されている下山氏にお越しいただき、行政プロセスにデータ分析を取り入れる際のポイントについて、幅広くお話いただきました。
・データ活用の意義
・自治体等が持つ公共データの活用メリット
・データ活用事例
・データ活用で気を付けるべき点 など
多くの人が集まるセミナーでは、挙手しての質問がしにくいものです。そのため、今回は試験的に「sli.do(スライドゥ)」を導入し、参加者に質問を書き込んでもらえるようにしました。参加された方からは書き込みが何件かあり、有意義な質疑応答となりました。
(ご参考)sli.do(スライドゥ)
https://www.sli.do/
【ワークショップ(2日間)】
ワークショップでは、政策の検討・評価の中で重要な要素になりうる「指標づくり」を行いました。
テーマを「働き盛り世代にとっての住みやすさの指標づくり」とし、ペルソナ(指標づくりの際に考えるターゲット層)を以下のような家族構成に定めて行いました。
・父(大阪に勤務)
・母(専業主婦)
・子ども二人(特に年齢は定めず)
指標づくりは5つのグループに分かれて実践。指標を要素に分解し、「住みやすさ」がどのような要素で構成されているかを考えるところからスタート。出てきた要素に合わせてデータを集めて、最終的に自分達で定義した指標の計算まで行いました。指標の計算は、近隣自治体や類似団体についても行い、比較も行いました。
指標に対する考え方がグループによって異なるので、計算結果もグループ毎に異なる結果となり、発表は盛り上がりました。今回のような考え方と手法を一緒に実践形式で学ぶ場を、今後も設けていく予定です。
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